少額から始められるため、投資初心者でもチャレンジしやすい不動産クラウドファンディングですが、年々事業者も増えており、どのサイトで始めればいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回はGATES FUNDINGについて、強みや注意点、実際に使用している人のレビューなどをご紹介します。
複数のサイトと比較して、特徴やリスクを理解した上で自分に合ったサービスを選んでいきましょう。
※本記事は2025年7月時点での情報をもとに作成しております。
GATES FUNDING(ゲイツファンディング)の基本情報
第一号ファンド募集日:2021年7月
累計募集ファンド件数:22件
平均想定利回り:約8.7%
平均運用期間:約6ヶ月
最低投資額:10,000円
募集方式:抽選
平均優先劣後比率:約10%
GATES FUNDINGの特徴
GATES FUNDINGは、東京都心部やリゾート地・大阪などの不動産を中心に、1万円から少額で投資できること、高利回り・短期運用型が強みの不動産クラウドファンディングサービスです。運営元は、GATES株式会社で、物件の仕入れから運用・管理までを一貫して自社で行うことで中間マージンを省き、高収益構造を実現しています。
主な特徴は以下の通りです。
- 高利回り案件が多い(想定年利6%~20%。平均8%超の実績が多い)
- 平均運用期間は約6ヶ月、最短2ヶ月~最長1年未満の短期運用が主
- 1万円からの少額投資が可能、分散投資にも向いている
- 投資家の元本リスク軽減のため、優先劣後構造(先に事業者側が損失を受ける)が用意されている
- 物件は中古マンションなどの収益物件が中心。
- 東京や都市部の優良物件が中心となっている
投資初心者でも始めやすく、資金効率重視・短期で資産運用をしたい方に適したクラウドファンディングサービスです。
GATES FUNDING のメリット
- 高利回りファンドが豊富
- 短期運用で資金効率が高い
- 1万円から少額投資できる
メリット①高利回りファンドが豊富
GATES FUNDINGでは、想定利回りが年約8~10%と高水準のファンドが多数ラインナップされています。業界平均3~5%よりも高い利回りを目指せるのが最大の魅力です。
メリット②短期運用で資金効率が高い
ほとんどのファンドが運用期間2~12ヶ月、平均でも約6ヶ月と短期運用が主流です。資金の拘束期間が短いため、急な資金需要や次の投資案件への資金転換も柔軟に対応できます。
メリット③1万円から少額投資できる
最低投資金額が1万円と低めに設定されているため、投資初心者や分散投資をしたい方も無理なく参加できます。生活資金を圧迫せず、リスクを抑えつつ経験を積むことが可能です。
GATES FUNDING のデメリット
- 計画的な投資が難しい(抽選方式)
- 運用実績がまだ浅い
デメリット①計画的な投資が難しい(抽選方式)
GATES FUNDINGの多くのファンドは抽選方式で募集されます。申込みは先着順ではなく抽選で当選しなければ投資できません。そのため、投資したくても連続で落選する可能性があり、計画的に資金を運用するのが難しいというデメリットがあります。
デメリット②運用実績がまだ浅い
サービス開始は2021年でまだ歴史が浅く、運用終了したファンドも14件程度にとどまっているため、長期的な安定性や実績による安心感が十分ではありません。将来的なリスクとして元本割れの可能性も完全には排除できません。
これらの点を踏まえ、リスク許容度の高い投資家や分散投資できる資金を持つ方に向いていると言えます。
GATES FUNDINGの運営元は?
GATES FUNDINGの運営元は、株式会社GATESです。不動産投資関連の幅広いサービスを展開しており、GATES FUNDINGの運営を通じて投資家に多様な不動産投資の機会を提供しています。
運営元情報 | |
---|---|
運営企業 | 株式会社GATES |
資本金 | 1億円 |
会社設立 | 2012年12月 |
本社 | 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー34階 |
上場 | 未上場 |
事業内容 | 不動産投資ワンストップサービス 不動産投資クラウドファンディングの運営 投資用不動産(ワンルームマンション等)の仕入・販売・管理 不動産の再生(リノベーション・コンバーション)事業 訪日外国人向け簡易宿泊施設の運営・管理・委託代行 産業用太陽光発電設備の販売 有料職業紹介サービス |
編集部評価
編集部の独断と偏見による分析結果も記載させていただきます。
投資判断の際にはぜひご参考ください。
利回りの高さとリスク管理のバランスが魅力
GATES FUNDINGは都心部の優良中古物件を中心に投資することで、高い利回りを目指しつつリスクを抑えたファンド設計が特徴です。過去には想定年利20%の短期案件もあり、平均的に8%超の高利回りが期待できます。全ファンドに優先劣後システムが採用され、劣後出資比率は約10%で設定されているため、不動産価値の10%下落程度までは投資家の元本が保護される構造が取られています。こうしたリスクヘッジの仕組みは、最近の市況を踏まえた十分な基準と評価できます。
運営元である株式会社GATESは2012年創業の老舗で、東京都から不動産特定共同事業法の認可を取得しており、信頼性の面でも安心感があります。物件の仕入れから販売、管理までを一貫して自社で担い、中間コスト削減によって高収益体制を実現しています。未上場企業ゆえ売上や従業員数の公開は限定的ですが、会員登録後は財務情報も提供されるため透明性に配慮していると言えます。
市況の変化によってバランスを崩す可能性も…
GATES FUNDINGは物件を安く仕入れた後、市況上昇に合わせて高値で販売することにより大きな利幅を稼いでいると見られます。そのためこうした高利回り配当が実現できている一方で、不動産市況が下降傾向になった際に配当原資を確保できるかという点はやや疑問が残ります。
投資を行う際にはマーケット状況にも注視して投資判断を行うことが求められます。
GATES FUNDINGの口コミ
GATES FUNDINGの評判は実際のところ、どうなのでしょうか。X(旧Twitter)上に寄せられた、実際に使用しているユーザーの声を以下にてまとめてみました。
口コミ①アップサイド配当に歓喜の声
突撃予定のファンドは
・GATES Funding
・利回り不動産
・みらファン
・らくたま
にいく予定です!
GATESと利回り不動産は癖強めな分、アップサイド配当方針ある感じ👍
みらファンは記念ファンドでらくたまはいつも通り安全面強そう☺️
新規お得案件は記事詳細必ず確認してな!
各詳細はRT記事↓ https://t.co/dlZs6bHztR— じぇい💊利回りカレンダー運営 (@jblogpham) August 19, 2025
ブログ更新しました。
GATES FUNDINGで募集された超高級レジデンス案件、結果ははたして?
現在募集中のファンドとあわせて紹介します。次のファンドも年利10%の上、フェーズが進むごとにアップサイドの期待が膨らむものです👍#クラウドファンディング #はてなブログhttps://t.co/UGXBEnF9SN
— SALLOW@クラウドファンディング投資/FIRE済 (@SALLOW_SL) August 9, 2025
口コミ②高利回り
利回り10%は強い。これやります。
1口1万円から参加できる不動産クラファン『GATES FUNDING』の新ファンド。10万円入れたら税引き後+7958円の収益。これならヘタな投資より全然いい。利用簡単でお得。見てみて⤵︎ pic.twitter.com/XGxFBfTf1Z— MURA(むら)🐑【お得情報×新NISA】 (@MURA_mal) August 15, 2025
【大注目】利回り10%はガチで凄い。新NISAよりパフォーマンスが良い。不動産クラファン「GATES FUNDING」で新ファンド登場。沖縄ホテル用地プロジェクトに応募できる。たった1口1万円。7万円で配当金は5,571円は嬉しい。忘れないように、HPから事前登録して。詳細は↓ pic.twitter.com/cpADFTI8Uu
— フク💰お金 (@Fuku_Money_) July 31, 2025
口コミ③当選報告
GATES FUNDING 22号,当選!
大阪も久々の雨😌— Yusuke (@yus_life) August 7, 2025
GATES FUNDING 22号 港区三田 高級分譲レジデンス
応募率197%だったが、久々に当選。— いつかFIREを夢見るヒキコモリーマン (@yestomo1221) August 7, 2025
GATES FUNDING 22号、当選!
— imk (@imk107234811401) August 7, 2025
GATES FUNDINGの実施中キャンペーン
GATES FUNDINGでは2025/08/21現在キャンペーンは実施していません。
詳しいキャンペーン情報は以下のまとめをご確認ください。
不動産クラウドファンディングでは、各サービス事業者で様々なキャンペーンを実施しています。ギフト券や独自ポイントなどがもらえるため、新規登録するならキャンペーン期間中に行いたいという人も多いでしょう。そこでこの記事では、最[…]
不動産クラウドファンディングの注意点
ここまでサービスの特徴や利点などを中心にお伝えしてきましたが、不動産クラウドファンディングは投資商品となりますので、リスクについてもきちんと理解しておきましょう。
不動産クラウドファンディングのリスク
不動産クラウドファンディングにはいくつかリスクがあります。
・元本毀損リスク
・運営事業者の倒産リスク
特に不動産クラウドファンディングにおける代表的なリスクは「元本毀損リスク」です。
事業者が販売する不動産クラウドファンディングの不動産小口化商品は、不動産のプロが目利きした物件であり、一定以上の勝算があって商品化しているはずです。
しかし、不動産市場の大幅な変動や天災による被害、金融危機など突発的な外的要因により、不動産価値や金利が大きく下落することもあります。
その結果、空室が発生し、想定通りの賃料収入が得られなかったり、仕入価格より低い価格で売却することで「売却損」が発生することが考えられます。
このように運用で想定通りの利益が上がらなかったり、売却損が発生した場合、投資家への分配金が0円になるだけでなく、預けた資金も減額して返還(元本割れ)となり、投資結果がマイナスで終わる可能性があります。
不動産クラウドファンディングは少額で投資できるとはいえ、一定のリスクは理解した上で投資を行う必要があります。
元本毀損リスクを軽減する「優先劣後システム」とは
元本毀損リスクに関しては、多くの不動産ファンドにて「優先劣後システム」が採用され、一定の損失までは事業者側にてカバーしてくれる仕組みが設置されています。
「優先劣後システム」では、投資家たちから出資(優先出資)だけでなく、サービス運営元自らも出資(劣後出資)を行い、不動産を購入・所有・運用していきます。そして万が一、対象不動産の売却損などが発生した際には事業者による劣後出資分から損失分をカバーし、投資家たちの優先出資分は守られる仕組みとなっています。(この制度は元本を保証するものではなく、劣後出資金額分まで損失をカバーするものとなっているため、万が一、それ以上の損失が発生した場合には優先出資である投資家の元本が毀損します。)
例えば、1,000万円の不動産のうち、800万円分は投資家たちから資金(優先出資)を集め、200万円分を事業者が資金を出資(劣後出資)した際、仮に不動産の売却によって100万円の損失が発生したとしても、その損失は事業者の劣後出資200万円から被るため、投資家たちからの出資金は出資時と同じ金額が返還されます。
なお、優先劣後システムは元本保証ではないので、上記の例にて損失額が200万円を超えて発生した場合は、損失額の一部が投資家たちの優先出資から差し引かれ、元本毀損に至ることもあります。
※優先劣後システムはファンドごとに劣後出資比率が変わります。投資前にご自身にてご確認ください。
不動産クラウドファンディングは、投資家が少額から不動産に投資できる仕組みで、多くの場合「優先劣後システム」が活用されています。この仕組みは、投資家のリスクを抑え、安心して投資できる環境を提供することを目的としています。以下、[…]
まとめ
当記事では高利回りかつリスク管理に優れ、1万円から少額投資が可能で、都心部の優良中古物件を中心に短期運用で資金効率が高いという特徴をもつ不動産クラウドファンディングサービスGATES FUNDINGについてご紹介させていただきました。
当サイトでは投資家の方たちがより自分に合ったサービスに挑戦できるよう、これからも各社の分析を行い、様々なコンテンツとして発信していきます。
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