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TORCHESを徹底解説!やってみた評判は?メリットやリスクなどご紹介

TORCHES徹底解説

TORCHES(トーチーズ)は、2025年11月24日にスタートした新しい不動産クラウドファンディングサービスです。親会社は首都圏で分譲事業を拡大してきたエムトラスト株式会社で、その用地仕入れ力や開発ノウハウを生かしたファンドを提供しています。

ここでは、他の不動産クラウドファンディングと比較しながら、トーチーズの基本情報や特徴、メリット・デメリット、口コミやリスクまでを一気に整理していきます。
不動産クラウドファンディングが初めての方でも読み進めやすいように、専門用語もかみ砕いて解説しますので、サービス選びの判断材料にしてみてください。
※本記事は2025年10月時点での情報をもとに作成しております。

TORCHESの基本情報

TOCHES

サービス名:TORCHES(トーチーズ)
第一号ファンド募集日:2025年11月24日
累計募集ファンド件数:4件
平均想定利回り:約10.1%
平均運用期間:約6ヶ月
最低投資額:10,000円(1口1万円)
募集方式:先着+抽選(4本中:抽選1本、先着3本)
平均優先劣後比率:約10%

TORCHES(トーチーズ)の特徴

トーチーズの特徴を一言でまとめると、「東京23区のポテンシャルある土地に、短期×高利回りで少額から参加できるクラウドファンディング」です。
単に利回りが高いだけでなく、親会社である『エムトラスト』がこれまで「ヤマワケエステート」を中心に累計100件以上のファンドを組成・償還してきた実績を持っています。(ヤマワケときくと、危ないイメージだが「エムトラスト」が提供するファンドは遅延問題など発生せず)

ここからはメリットとデメリットの両面から、トーチーズの特徴をもう少し細かく見ていきます。

TORCHES(トーチーズ)のメリット

トーチーズのメリットは、利回りや運用期間といった「数字」の面と、運営体制やスキームといった「中身」の面の両方にあります。
特に、サービス開始直後から複数のファンドを同じ世界観でそろえている点が、他社との違いになりやすい部分です。
ここでは代表的なメリットを3つに整理して紹介します。

メリット① 平均利回り10%前後のハイリターン水準

トーチーズがまず目を引くのは、想定利回りが年利10%前後に設定されたファンドが多い点です。
不動産クラウドファンディング全体を見ると、5〜8%台の利回りがボリュームゾーンになっているサービスも少なくありません。その中で、都市部の案件で10%前後を狙う設計は、かなり攻めた水準だと感じる人も多いはずです。

高い利回りを実現するために、トーチーズでは開発や再生、売却益を重視した「キャピタル型」の案件が中心になっています。キャピタル型とは、賃料を長く受け取るよりも、短期間で売却して差益を狙うタイプの投資スタイルを指します。

賃料収入を何年も受け取り続ける「インカム型」とは性質が異なり、6か月前後で売却してリターンを確定させるイメージです。このスタイルでは、可能性のある土地を見つけて事業に仕立てる力が重要になります。そこで効いてくるのが、親会社エムトラストの用地仕入れ力や開発ノウハウです。こうした背景があるからこそ、高利回りを狙えるファンド設計につながっています。

メリット② 短期間運用で資金を回しやすい

トーチーズのファンドは、運用期間が約6か月の短期案件が中心です。
長期で資金をロックしてしまうと、他の投資チャンスに乗りにくくなり、ポートフォリオ全体の調整もしづらくなります。一方で、半年程度の運用であれば、償還のたびに結果を確認しながら次のファンドに回すかどうかを柔軟に決めやすくなります。
初めて不動産クラウドファンディングに挑戦する人にとっても、期間が明確で短いのは心理的なハードルを下げるポイントです。「まずは半年だけ試してみて、納得できたら追加で検討する」という段階的なスタイルにも向いています。

短期運用は、その分だけ案件ごとの検討回数も増えるため、経験値を積みやすいという側面もあります。もちろん、短期だから安全というわけではありませんが、資金の回転を重視したい投資家には取り入れやすい設計だと言えます。

メリット③ 親会社エムトラストの仕入れ力とファンド実績

トーチーズの裏側には、用地仕入れや住宅分譲で実績を伸ばしてきたエムトラストの存在があります。エムトラストは、自社開発だけでなく、他社の不動産クラウドファンディング向けにも多くのファンドを提供してきました。
その累計ファンド数は100件を超えており、償還まで完了している案件も多数あります。この経験から、土地の目利きや事業計画の組み立て方、出口である売却戦略まで、一連のプロセスにノウハウが蓄積されていると考えられます。

トーチーズでは、これまで裏方として関わってきたノウハウを、自社ブランドのファンドとして投資家にダイレクトに提供しているイメージです。
投資家は、こうしたプロの案件組成力の上に少額から参加できる点にメリットがあります。

TORCHES(トーチーズ)のデメリット

魅力的なポイントがある一方で、トーチーズには注意しておきたい点もあります。ここを理解せずに利回りだけを見て投資してしまうと、自分のリスク許容度と合わず、後で不安になってしまうかもしれません。

長所と短所を冷静に見比べながら、自分のスタイルと相性が良いかどうかを判断することが大切です。

デメリット① ハイリターンゆえに価格変動の影響を受けやすい

トーチーズはキャピタル型の案件が中心で、物件の仕入れ価格と売却価格の差を大きく狙うビジネスモデルになっています。このタイプのファンドは、うまくいけば高いリターンを生みますが、不動産市況の変動や事業計画の遅れなどの影響も受けやすくなります。売却予定時期に市況が弱くなると、想定した価格で売れず、利回りが下振れしたり、元本割れが起こったりする可能性もあります。

優先劣後構造によって、ある程度の損失はカバーされますが、それを超える価格下落が起きた場合には、投資家側の元本にも影響が出てきます。ハイリターン案件であるほど、見返りと同じくらいリスクも大きくなる点は意識しておく必要があります。

デメリット② サービスとしての歴史がまだ浅い

トーチーズは2025年11月にスタートしたばかりの新しいサービスです。

親会社グループはヤマワケエステートやAGクラウドファンディングなどで豊富な実績がありますが、「トーチーズとしてのファンド運用履歴」はまだこれから積み上がっていく段階です。過去の実績を重視する投資家にとっては、判断材料が十分とは言いづらい部分もあります。
ハイリスクな案件を中心に扱うことから会社自体も不動産市況への影響を大きく受ける基盤となっているため、倒産リスクも他社に比べて大きく見積もってもよいかもしれません。新サービスには伸びしろと同時に不確実性もあるため、その両方を理解したうえで使っていく姿勢が重要になります。

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TORCHES(トーチーズ)の運営元は?

TORCHES株式会社
トーチーズ株式会社は「ソーシャルファイナンス株式会社」がエムトラストに買収されたことを機に社名変更した形となります。ソーシャルファイナンスはもともと太陽光発電の収益ビジネスに投資する『事業投資型クラウドファンディング』を運営していました。(現在は実質クローズ済みか?)

四国の徳島が本社の企業となっているが、扱っている不動産は「東京」であることから、実質的な案件組成は親会社である「エムトラスト」依存であると想定されます。
サービスサイトでもトーチーズの決算情報が確認できるが、ファンドに対するリスクを評価する上では「エムトラスト」の決算情報が公開されることが今後の課題と思われます。

運営元情報
運営企業TORCHES株式会社
本社徳島県徳島市寺島本町東三丁目12番6号 徳島駅前濱口ビル7階
会社設立2018年2月
代表者與那嶺 健人
資本金1億円
株主エムトラスト株式会社(100%子会社)
登録免許第二種金融商品取引業
不動産特定共同事業(第1号・第2号・電子取引業務)
宅地建物取引業

TOCHESの口コミ

TOCHESの評判は実際のところ、どうなのでしょうか。X(旧Twitter)上に寄せられた、実際に使用しているユーザーの声を以下にてまとめてみました。

償還実績アリなのが嬉しい

会員登録時に戸惑う声も…

TORCHESの実施中キャンペーン

残念ながらTORCHESでは現在(※2025年11月時点)、キャンペーン等は実施しておりませんでした。新たなキャンペーンが実施され次第、当サイトでも随時更新します。

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不動産クラウドファンディングの注意点

ここまでトーチーズの特徴を中心に紹介してきましたが、不動産クラウドファンディング全体に共通する注意点も忘れてはいけません。

少額から投資できるとはいえ、リスクを理解しないまま資金を投じてしまうと、想定外の結果になりかねません。代表的なリスクと、それを和らげる仕組みについて整理しておきます。

不動産クラウドファンディングの主なリスク

不動産クラウドファンディングには、主に次のようなリスクがあります。

  1. 分配金が想定どおりにならないリスク
  2. 元本が減って返ってくる元本毀損リスク
  3. 運営会社が経営不振に陥る事業者リスク

分配金については、賃料収入や売却価格が事前の想定よりも低くなると、利回りが下振れする可能性があります。さらに、大きな価格下落や予期せぬコスト発生が重なった場合、売却損が出て出資金自体が削られる元本毀損につながることもあります。

また、ファンドの仕組みがどれだけしっかりしていても、運営会社が経営的に行き詰まると、運用や償還に遅れが出るリスクも考えられます。

元本毀損リスクを軽減する「優先劣後システム」とは

トーチーズを含む多くの不動産クラウドファンディングでは、「優先劣後構造」という仕組みを採用しています。
これは、投資家の出資部分(優先出資)とは別に、運営側も自分たちの資金を劣後出資として入れ、損失が出たときにはまず劣後出資から減らしていく仕組みです。


例えば、物件価格の10%分を運営側が劣後出資し、残りを投資家が優先出資していたケースを考えます。このとき、物件価格が10%下落する範囲までは、理論上は投資家の元本が守られやすくなります。ただし、劣後出資でカバーできるのはあくまで一定範囲までで、それを超える損失が出ると優先出資側にも元本毀損が発生します。

ファンドごとに劣後比率は異なります。
そのため、投資前には必ず募集ページで「優先出資」と「劣後出資」の割合を確認し、自分のリスク許容度と合っているかを見極める姿勢が大切です。

※優先劣後システムはファンドごとに劣後出資比率が変わります。投資前にご自身にてご確認ください。

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まとめ

トーチーズは、東京23区の不動産を中心に、短期×高利回りのキャピタル型ファンドを提供する新しい不動産クラウドファンディングサービスです。

1口1万円から都心不動産にアクセスできる入り口として設計されており、親会社エムトラストの仕入れ力や、これまでのファンド実績をバックボーンにしている点が強みになっています。一方で、サービスとしての歴史はまだ浅く、ハイリターン案件ゆえに市況変動や事業リスクの影響を受けやすい側面もあります。そのため、トーチーズを利用する際は、利回りの高さだけでなく、優先劣後比率や運用期間、自分のリスク許容度とのバランスを意識しながら投資額を調整していくことが重要です。

複数の不動産クラウドファンディングを比較しながら、トーチーズをポートフォリオの一部として取り入れることで、自分なりのリスクとリターンのバランスを設計しやすくなります。
「短期で高利回りを狙いたいけれど、現物不動産はハードルが高い」と感じている人にとって、検討する価値のあるサービスだと言えるでしょう。

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※本コンテンツは情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関するご判断は、公式サイトにて個別商品・リスク等の内容をご確認いただき、ご自身にてお願いいたします。

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